【地域集中の不動産投資のメリット(ドミナント戦略)とは】
不動産投資で勝つための戦略は、
いろいろありますが
「限られた資金」と「時間」の中では
エリアを絞って所有した方が有利です
特に初心者にやっていただきたいのが、
ドミナント戦略です。
「ドミナント」とは、「地域集中」
という意味です。
例えば自分の住んでいる地域や
土地勘のある地域などに絞って物件を
所有することです
それが地方なら「地方都市」において、
物件を「地域集中」させることによる
メリットを享受するのが
不動産投資に勝つための戦略になります
このドミナント戦略は以下のような
メリットがあります
1つ目は
エリアを絞ることにより、
物件を見ただけで路線価格や公示価格が
わかる程その地域に精通できることです
又、家賃相場や周辺環境のリサーチも
容易になります。
物件の所在地の「地域性=特性」を
知ることは、不動産投資において
とても重要だということです
また、エリアを限定していると、
その物件の価格情報の変化も
すぐにわかります。
地方なら低価格による「高利回り」物件も
購入可能であるというのも
とても大きなメリットと言えます。
2つ目は
管理にかかる「コスト」や「手間」が
削減され安定経営が可能になります。
お任せする管理会社さんや、
賃貸経営に関わるその他の業者さんも
「優良な会社」を選んで
ひとつに絞ることができますし。
また、自分が物件を見に行く際にも
「時間」がかかりません。
3つ目は
新しく物件を買い増す場合も、
できあがったその人的関係の中でできる
ので「安定した経営」が可能になります
さらに規模が大きくなるほど、
管理会社における位置づけも
上位にランクされるようになり、
「満室経営」がたやすくなります。
やはり、その管理会社さんの中でも
「規模の大きな大事な大家さん」になる
ことが、最も有効でかつ確実な
「満室経営」をもたらすことになります
同じエリア内で物件をふやしていく時の
留意事項は、金融機関の営業エリア内に
することです。
銀行もエリアを掌握していますので、
融資の判断スピードが速くなります
しかしながら、このドミナント戦略にも
デメリットはあります。
「リスク分散ができない」という点です
先般の東北大震災のような、
ある一定地域に、一斉に大規模損害が
発生するようなケースでは、
すべての物件に被害が及びます
地域集中とは言っても
「ある程度は広い範囲」とし、
ハザードマップ等で
「地震等の大規模災害の少ない地域」
を選択することも大切です
事前にしっかりとリスクを把握して、
可能な限りリスクを排除した上で、
その戦略メリットを最大限に活用する
ことが不動産投資が成功する要点です
実践不動産投資セミナー
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不動産投資コンシェルジュ
宇佐美治雄