『贈与を行ったその先は!』
ムダ使いせずしっかり貯める仕組み
作りをする。
相続対策として贈与をおこなっている
方も多いと思います。
税務署から贈与であると認定される
ためには、子に財産を渡して
しまわなければなりません。
親がその財産管理していると贈与した
ことにはならないのです!
だからといって実際に渡してしまうと
ムダ使いをしてしまうので渡せない
というケースもあると思います。
財産は渡すものの、ムダ使いせず
お金を有効に使うための方法について
お話しします。
まず子や孫に住宅取得のためのお金を
贈与した場合、一定の金額まで非課税
となる特例が用意されています。
親から子(孫)に財産は移転している
にもかかわらず課税はなく、さらに
住宅として長年使用できる家へと転化
していますから、贈与のお金を非常に
有効に使っていることになります。
*取得する住宅の床面積や取得の
タイミングなど用件が定められています。
次に子や孫へ金融資産を贈与するのは、
将来の相続税の納税対策の為に貯める
ためでもあります。相続発生時まで
しっかりと貯めておかなければなりません。
お勧めが生命保険を活用する方法です。
子に現金を贈与し、それを基に親を
被保険者とする保険に加入します。
親が亡くなった際に子に保険金が
支払われ、それを原資に相続税の納税ができます。
また少子高齢化社会を迎え、子や孫が
将来収入を確保して生活していくこと
ができるか不安に思う方もいらっしゃると思います。
そういう場合には、途中で勝手に
使ってしまうことなく、子や孫が
定年退職した後も一定の収入を確保
できるように、年金保険に加入します。
子や孫に現金を贈与し、それを基に
子や孫が65歳を迎えた時に
下りてくる年金保険に加入します。
通帳にお金を残さないのがポイントで、
何十年後になって、子や孫から
感謝されることになります。
こうした仕組みを知って対応する
ことは資産活用や継承する時にも
大切です!