『不動産売却、人生に及ぼす影響は大きい』
資産活用というと、土地があって何かをする
イメージが一般的です。
しかし「売却する時のことを考えて購入する」
ことが大切と言われるように、活用するにも
最後はどうするかを想定して考える時代です。
財産を引き継ぐ時のことや売却する時のことを
考えて、資産活用を考えるということになります。
資産売却の発想は資産活用のスタートであり、
賃貸してどうするか
購入してどうするか
といった問いかけが、売却の発想に
含まれているのです。
もちろん単に売って相続税を払う、又借金を返済
することもあります。しかし個人の貸借対照表
の改善をする、又不動産売って動産に変換する等、
財産の活かし方はご自身の人生に大きく影響します。
ここで最も条件のいい五つの売却の想定をして
みますが、この条件を如何に整えるかが
成功へのカギになります。
- 高く売ること
しかし現実の売り出し価格は相場を参考に
決められしかも相場(価格査定)と時価の
違いがあり本当に高値で売れたかわかりません。
又売主が弱い立場に立つことが多く、しかも
買主は先着順で決まることが多いのが現実です。
加えて業者の努力が不透明であり、
競争原理はどのように働いているのかなど
少しでも高く売れたかわからないのが現実です。
- 早く売ること
実際に時期を急いでも、出会った業者の営業力
によることもあり、計画が立てにくい状況です
納税期間など限られた条件下ではますます
追い込まれた状況の中で売りことになります。
- 安全・確実に売ること
しばしばあることですが、不動産には隠れた
問題が後で露呈すると契約に影響します。
売却に無知であることが後で問題になることも
あります。
- 円満に売ること
家族を始め関係者への影響があることも多く、
それはお金の恨みが尾を引く結果になります。
又先祖の思いが報われるような争いがない
円満なことがいい訳ですが、売却プロセスが
不透明なことが災いとなることもあります。
- 納得して売ること
検討内容としては
売りだし価格は妥当であるのか、
買主の土地活用が地域に悪影響がないか、
自分の将来設計に役立つ様な売却ができたか、
それは安定した収入をつくる原資となったか
また長い人生の何が起きるかわからないので、
その蓄えとして有効なのか等
単に売却を考えるにしても、準備をして始める
大切さおわかり頂けると思います。
信頼のおける業者さんがいらっしゃることは、
いいことですが、①~⑤の観点からわからない
ことは聞きながら進めてみてはどうでしょうか!