『使い切る資産活用は売却の発想で』
なぜ売却の発想で考えることなので
しょうか?
資産活用は、売る・貸す・買う
という3つですが、不動産は買う時
に売ることを考えて買う様にと
よく言われます。
これを「出口戦略」と言います。
専門家の方はこの考えを基本に
不動産を買います。
貸すというのは保有している状況
ですから、結果出口があります。
又ビジネス上のことだけでなく、
家族関係の中で、相続・贈与で
ご自身からは「手放す」時が来ます。
売却の発想、それはご自身が手放す
ことを想定すると、所有不動産が
持っている問題を顕在化できる
からです。
不動産は「負担(問題)を譲る人に
残さないこと」が大切なのです!
よって売却を想定することで、
どんな負担があるかを事前に把握
することは、資産活用や相続・贈与
に向けて、本来やっておかなくては
いけない準備になります。
負担の内容とはどんなものがあるのか
売却する時の物件の現状や障害、即ち
宅地建物取引業法の重要事項説明書
又物件状況確認書に該当するもの
になります。
又所有者の相続(承継)する時の
課題等です。相続とか贈与は、
不動産活用と表裏一体の関係に
あります。
売却の発想こそが
この負担を先取りして対応できます。
又賃貸活用の基本データにもなり、
購入する時の注意点にもなるという
ことです。
それには「所有不動産の通知表」による
現状把握から始めます。
売却を実際にすることは、売却して
初めて利益が確定することを、体験し
いつも皮算用をしている状況からの
脱皮という側面もあります。
この機会に、ご自身の楽しい人生の
為の、出口戦略をご検討されては
いかがでしょうか!