投資用不動産は不動産仲介業者との付き合いから
物件の現地調査も行い、
内見(室内をチェック)したい場合は
マイソク下部に記載の不動産業者に
電話で連絡を取ります
現地調査前に不動産会社からヒアリング
しておくことは調査を効率的にします
資料請求をする時は不動産会社に
電話をすることになります
慣れてきたら少し担当者と会話をして
情報を引き出しておくと
その後の交渉を
有利に進められる場合もあります
その後の交渉に使えそうな情報には
以下のものがあります
・売却理由
・売却開始時期
・売却開始後の反響
・売却希望時期
・価格交渉の見込み
・元付けか客付けか
教えてくれないケースも多いですが
可能な限りヒアリングを試みましょう
「売却理由」は場合によっては
値引きの材料になりますので
会話の流れの中で
「オーナーさんはどうして売りに
出されるんでしょうかね?」など
自然な感じで質問できると良いですね
価格交渉ができそうな売却理由としては
相続対策だったり、売り主が他の場所に
引っ越しをしてしまうような場合です
いずれも売り急いでおり
おそらく期限もありますので
うまく交渉すれば値引きに
応じてくれるかもしれません
逆に業者が転売目的で
売却している場合などは、
多少時間がかかっても
きっちり利益を狙っていくはずで
あまり値引き交渉に応じてくれる
ことはないと考えた方が良いです
「売却開始時期」は即ち売れ残っている
期間になりますので
売れ残っている期間が長ければ長いほど
売り主は焦り、値引き交渉に
応じてくれる可能性が高まります
「売却開始から反響」がない場合も
人気のない物件ということになります
売り主が売却をしたい「希望時期」
についても、迫っている場合は
値引き交渉に応じてくれることも
ありますので聞き出せると
値引き交渉時に有利になります
これらの内容を総合的に加味して
不動産会社の担当に「値引き交渉の
余地」があるかを聞くのも
良いと思います
問い合わせをした不動産会社が
「元付け(もとづけ)なのか」
「客付け(きゃくづけ)なのか」も
聞くことができると交渉の材料に
なるかもしれません
元付け業者とは売り主から
直接売却を依頼されている不動産会社で
客付けとは元付け以外の不動産会社で
買主が購入を依頼することになる
不動産仲介会社を意味します
元付けであれば売り主と
直接コミュニケーションをとっていて
多くの情報を持っています
客付けの不動産会社であった場合は
売り主と直接連絡を取ることは
できませんので、先にあげた売却理由や
売却希望時期、値引きの余地などは
聞いて調べることもあります
こうしたことを手始めに、
信頼できる業者と出会うことが
不動産投資では大切です
この話の関連になりますが
不動産会社との付き合い方について
次号で触れます
さらに詳しく知りたい方は
「実践不動産投資セミナー」へ
http://www.tokaishichifukujin.com/?page_id=383
不動産投資コンシェルジュ
宇佐美治雄