【不動産投資は
環境変化の予測に留意する】
住み心地を左右するのは
建物だけではない。
買い物のしやすさや、
教育機関への距離など
周辺環境も大きな要素があり
チェックポイントがあります
環境は変えられません
だからこそチェックをしっかりとします
購入してから気づいても遅いこともある
特に地方の物件は
「周辺環境の変化」に注意したい
地方の物件は、
一般に都心部の物件よりも安く買えます
しかし家賃は、
都心の物件価格の差ほどの
家賃の差がありませんので、
高い利回りが期待でき
魅力的なものも多いと思われます
もちろん、過疎化が進んでいるような
地域であれば投資対象として
考えにくいです
しかし「大きな駅に近い」
「大学が近い」といったものであれば、
十分、検討に値します。
ただ、ネット情報などによって
「実際に物件を見ることなく」
投資を決めてしまうのは問題です。
後になって
「近くに新築マンションができて、
入居者を奪われている」
「近隣に大学があり、
学生の入居者が安定しているが、
近い将来、校舎が移転する
ことになっている」といった
事実がわかることもあります。
地方の物件は、
なかなか現地調査がしづらい
ところがありますが、
投資を行う前にきちんと
情報収集をしておくのが
望ましいと言えます。
「周辺環境のチェックポイント」は
利便性は
買いもの施設、病院、公共機関その他
交通環境は
最寄駅やバス停、交通量、
通勤道路の渋滞などはあるか。
子育て環境は
保育施設、教育関連施設、公園など
地域環境は
周辺環境、治安状況、騒音やにおい
近隣コミュニティ、エリアの雰囲気
いろいろあります
こうした地域の環境変化と共に
「住居を提供する事業」としての
不動産投資の「需要」の基本は
やはり人口動向です
「人口(特に若年層)が増える」
「世帯数が増加する」地域
それは通常、都市部のほうが、
「需要増加」は見込みやすいと
思われます
過疎化が進むような地域では当然、
空室が多く発生してしまいます
実際、都市部のほうが
賃貸住宅は多く存在します。
ただ、「需要」は確かに多いものの、
「供給」も多いので、
当然、競争は激しくなります。
しかも近年、マンション建設が
高水準で推移したため、
「供給過剰」となっている
都市もありますので
物件そのものの「競争力」も
重要な指標になります
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不動産コンシェルジュ
宇佐美治雄