【借金のないマイホームでも負債か?】
いつの時代もマイホームに対する
夢はあるものです
この夢を持つことは大切です。
元来マイホームの取得には
ご家族のライフスタイルを参考に、
購入時期を検討し、
事故や病気などで働けなくなった時の
生活費等のリスクも回避した計画を
立てることが大切と言われます
又将来、幸いにしてローンが終了し、
不慮の事故や病気がなかったとしても、
老後の生活に支障がない貯金や収入が
確保されていることも大事な要素です。
ところが、住宅という不動産の環境が
変わってきました。
1つ目は
近年、空室、空家の増加という現象に
なって現れていることです
少子高齢化の影響もあり、
過剰に住宅が建設された結果、
世帯数を上回っています
2つ目は
過去の高度成長期のように
不動産が値上がりした時代は、
土地を所有が資産という理解でした
しかし今は都市の中心を除く
住宅地域の地価は下がっています。
ローンがなくても
不動産を持っているだけで
目減りしている状況であり、
負債性の高いものということです
このように
借金のないマイホームでも負債性が高い
ということになります
積算価格での資産価値はありますが、
木造住宅で法定耐用年数
22年以上経過の住宅は、
現実は土地価格程度になります
しかも土地と建物にかかる
固定資産税等で、
収益のないマイホームは毎年目減りし
資産性は薄くなります
又賃貸した時の収益還元価格でも、
今後過剰に増える空家により
目減りする可能性もあります
このように、今は「資産」を
「収入のある不動産」と考える
ことも必要になってきました
もちろんマイホームは
自分の棲みかであり憩いの場所です
たのしい生活を享受しながら、
現代の住宅は負債性が高いという
認識を持ち、空家にしない方策は
考えておきたいものです
現状が空家820万戸になっており、
今後1000万戸になるという予測
どのように考えるかです。
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不動産投資コンシェルジュ
宇佐美治雄