物件情報収集

マイソクの土地に関する項目をみる(2)

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マイソクの土地に関する項目をみる(2)

「土地に記載される項目」の紹介です

 

基本的にマイソクから物件情報を
読み取ります

 

『物件概要』
通常マイソクの右側に書かれている
物件の詳細を記した部分です。

 

 

 

不動産を数字で把握する上では
最も重要なデータです。

 

物件概要の中でも
「土地に記載される項目」
今回は紹介します

 

「坪単価」
3.3m2あたりの金額を一般的に
坪単価といい、
物件価格を坪数で割った金額です

 

「地目」
用途による分類のことをいいます
不動産取引時に多く見られるのが
「宅地」「畑」「山林」「雑種地」など
全部で21種類です

土地の現状と登記簿上の地目は
一致しない場合がありますが、
同じでないこともあります

ただし家を建築する為には、
この地目を「宅地」に変更する
必要があります

また、分譲地では建物を建てなければ
宅地にならないところもあります

 

「建ぺい率」
敷地面積に対する
建築面積の割合の事です。

簡単に言うと、
敷地を真上から見たときに、
敷地に対して建物が何割あるか?
という事です。

その数値が用途地域の規制であり
建ぺい率に収まっていれば良いです

 

「容積率」
敷地面積に対する
建物の延べ床面積の割合の事です

つまり、その敷地に対して
どれくらいの規模(床面積)の建物が
建てられるか、という割合のことで
これも建ぺい率と同じく用途地域ごとに
制限され、土地の大きさの容積率に
収まれば良いです

 

「交通」
最寄の交通機関(駅・バス停)から
対象物件までの距離と所要時間です

徒歩の場合は80m=1分
自動車は400m=1分で分数を
算出していますので
実際の所要時間とは
異なる場合があります。

 

「接道」
対象の物件がどのような道路に
接しているかを記載する項目です

物件からみて接している道路の方位
と道路幅(幅員)を記載しています

 

「都市計画」
乱開発にならないように、
土地の利用をはじめ、施設の整備、
市街地開発事業を適正に行う為の
町づくり計画のことをいいます

都市計画区域内には、
市街化区域・市街化調整区域・
都市計画区域外などがあり、
原則としてこの項目が
市街化調整区域の場合は
建物を建築することができません

市町村によっては、
特例がある場合があります

市街化区域の場合は、
優先的に市街化をすすめる地域に
なっているという意味です

 

「用途地域」
全12種類に区分され
都市計画法で建築できる建物と
その規模を制限した地域が記載されます

おおまかに住居・商業・工業の
三つにわかれていて、
中でも工業専用地域の場合は住宅が
建築できないというように、
それぞれの用途地域により
規制がかかります。

これにより将来の周辺環境を
把握することが可能になります

 

次回は「建物に記載される項目」
を綴ります

 

さらに詳しく知りたい方は
「実践不動産投資セミナー」へ
http://www.tokaishichifukujin.com/?page_id=383

 

不動産投資コンシェルジュ
宇佐美治雄

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