『相談を受けた人は自分の立場で話す?』
よく資産を持たれている方が
「相続対策を含め良いアドバイスをしてください」等と専門家や
関係者に相談した時に次の様な
答えが返ってきます。
- 銀行・保険・証券会社に相談
したら
「相続税の係る分、保険に入りま
しょう」
もしくは「その運用をしましょう」
- 建築会社に相談したら
「駐車場よりも賃貸物件を建てた
方が相続財産の評価が下がり、
節税効果がありますよ」
- 信託銀行に相談したら
「ご遺族が遺産分割で揉めない
様に、遺言書を作成しましょう。
同時に遺言信託をかんがえま
しょう」
- 税理士に相談したら
「相続税が○○○万円係りそう
ですから、相続税の引き下げの対策
をたてましょう」
- 司法書士に相談したら
「ご遺族が揉めない様に遺言書
の作成をしましょう。と同時に
不動産の現状を確認しましょう」
- ~ ⑤の答えは間違っては
いません。
ただ、各専門分野の自分の仕事の
話をしているのです!!
ここで考えていただきたい
ポイントは
貴方の全体像を見てアドバイス
できる企業・人であるか!
選択する尺度として、不動産に
強い企業・人であるか!
国内の相続財産の総額は(2011年度)約11兆7000億円です
その相続財産の比率は
土地 45.9%
家屋・構築物 5.7%
現金・預金 24.4%
有価証券 13.6
その他(生保) 10.9%
実に50%以上が不動産であり、
「不動産活用の知恵が資産家の人生を
左右する」といっても過言ではないのです。
大きく見ると、相続財産の比率は
不動産 50%
現金・預金 30%
その他 20%
となっています。
今後、所有から利用を考えると不動産比率を
下げる傾向が出てくると思います。
昔から財産3分割法といった方向性も
今後の傾向になると思います。